英語力ゼロの男が外資系企業に勤務した結果 ①

注意:この記事は英語が上達した!」というような内容ではありません。

某外資系企業に契約社員として2年半勤務しました。(現在退職済み)
何のスキルもない中年男ですが、一般事務職として何故か採用されました。
いまだに、何故採用されたのか謎で仕方ないです。

面接時に英語力は不要という話だった。

ハローワークで見つけた求人に応募し、2回面接をしました。
面接時に、英語が出来ない事を告げたところ、「業務で使う事がないので、全く問題ない」とのことでしたので「外資系といっても色々だし、部署にもよるだろう」と軽く考えていました。

コロナ発生により、初日からフルリモート

コロナ発生と入社時期が被った為、会社からパソコン一式が自宅に送付され、フルリモートで仕事を行うことになりました。早速導入研修とやらを受けることになり、TV会議を利用して延々と研修を受けました。導入研修は3日で終わり、英語を使うことは全くなく、特に問題はなさそうでしたが・・・

届くメールの半分以上が英語

色んな部署から良く分からないメールが届くのですが、半分以上が英語。業務と関係ないと思ってスルーしていましたが、日本語で届くメールの多くに、「Japanese follows English」と記載がされており、英語がズラ~っと日本語の後に書かれているケースばかりだ。その逆のパターンも多い。
この時点で何となく嫌な予感がしてきました。

研修動画が英語ってどういう事だよ!!

何となく、嫌な予感を感じつつ、導入研修終了の翌日から研修ビデオを見るように指示がありました。
この会社は研修がやたら多く、20本以上の動画を見る必要がありました。動画は早送りがロックされており、ちゃんと最後まで見た後に、理解度を図る5択テストが出され、8割以上の得点を取らないと、先に進めないシステムになっていました。

特殊な業界だったので、良く分からない研修動画もありましたが、とりあえず数本進めると、タイトルが英語の研修動画に辿り着きました。

「まさか!」と思いながら、動画を再生したところ、完全に英語で、字幕も英語じゃねえか!!
なにを喋っているかサッパリわからん。日本語ですら良くわからん専門用語が出てくる研修にフル英語はキツすぎる。

5択テストの文章も英語であり、なんて書いてあるか分からない。しかも、コピーペーストが出来ないので、グーグル翻訳などが使えない。

とりあえず、字幕を頼りにグーグル翻訳に手入力するという方法を取り、何とか乗り切ったが、この研修動画を翻訳しながら5択テストで合格点を出せるまで半日を要した。

しかし、本当の恐怖はここからだった。

次の研修動画は、字幕がねえ・・・

この時点で、上司に「研修が英語で理解できない」とメールしたが、完全スルーされた。
仕方ないので、5択テストはひたすらランダムにチェックを入れ、消去法を使い8割が出るまで総当たり作戦で切り抜けた。

リモートワークが初めてだったため、相談も簡単に出来ない。(というか自分の部署に誰がいるのか分からん)

続く

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